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朗報が二件。先ず、永きに渡って切望していた "Hanssens Artisanaal ハンセンス・アーティザナール"の見学が実現する事となった。十数年前、そのランビック・ビールを多くの人に知らしめたくて、輸入業者を通して輸入を試みた。その頃は、ハンセンス氏に海外輸出の事等、念頭に無かったのだろう、ラベルが無かった。唯、コルク栓に"Hanssens" の刻印があるだけであった。それが何とも心を擽ったのだが。果たして、そのビールを積んだ船は、日本の港に着いた。しかし、ラベルが無い事と、成分表が無い事の二つの理由で、荷揚げする事は出来ず、海上廃棄処分となった。今は、綺麗な重厚な書体で、その名が現されたラベルが張られた、そのビール壜を手に、無念の想いを未だに抱いている。そして、何度もそのブレンディング作業場を見学し、H氏から話しを聞く事を試みた。敢え無く・・・・。先方の都合と合わなかったのである。
それが、それが、今回も同じ条件であったにも拘らず、事が叶った。ベルギーの友人が、小生の綿々たる想いを告げて呉れたからだろうか。兎に角、吉報であった。1月9日に訪問する。 そしてもう一つ、"Brasserie Artisanale de Rulle リュール醸造所"の Gregory Verhelst 氏からのメールである。2003年、2004年とここを訪ね、彼の情熱と真摯な態度、仕事への充足感に満ちた表情、そして何よりもそのビールの美味しさ、《感激した!!!!》。是非是非、多くの人に知って貰いたい、味わって貰いたい。その彼は、暫く音信不通であったのだが、極最近、新年の挨拶と、コンピューター故障の報告があった。今回、12日に少し足を伸ばして、旧交を暖めたい。
by ceresteaks
| 2006-01-05 11:48
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