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ベルギービールの歴史において、12世紀に、このVillers-La-Ville 大修道院でビール醸造が行われていた確かな記録が、ビール史の記述に重みを与えている。勿論、他に、更に古くからビール醸造をしていたと言われる、或は言っている処は在る。しかしながら、物的証拠として Villers-La-Ville は聖地である。その名を冠したビールも、過去から現在に至るまで幾つも存在する。さて、話題が少々変わる。当然例外も少なくないが、Orval オルヴァル にしても、前述の Les Vaux de Cernay レ・ヴォー・ドゥ・セルネイ にしても、他の多くの修道院が谷間、つまり低地に在る。我国のみならず、多分アジアで、聖地は高い所に在る。日本の寺院はだいたい『~山・・・寺』である。寺を建立する事を『開山』と言い、山は聖地であり、聖地は高い所である。しかし、欧州で、ベルギーで、状況が些か違う。以前から不思議に思っていたが、その答えが、Villers-La-Ville で少々分かった。それは、水である。取水を容易ならしめる為に、低地が選ばれた。しかし、しかし、しかし、ゴシック建築様式にも見られる様に、神に近付こうと尖塔を高く高くしていった。神は高い所に”おわすもの”と言う意識は、洋の東西を問わずあるのだろう。ここでも、一つの独立都市を形成していたかの様な、大建造物を取り囲む丘の上に礼拝堂が在った。
by ceresteaks
| 2006-04-11 09:34
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