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先に、Hannsens が唯一残ったブレンダーである、と記したが新しく登場した所がある。謎めいた箇所もあり言及するに未だ躊躇いがある。
Gaasbeek から西へ、Lennik レニック を過ぎ、Gooik ゴーイク に入る。小さな[De Cam]の標識を頼りに進むと、右手に目指す Lambic Blender ランビック ブレンダー が在る。そこの責任者であると言われる人物に連絡を取り訪れたのである。鉄製の門を入り、『ニ』の字型に建物が二欄在り、間の空き地が駐車場であるが、何とパトカーが停まっていた。門の左建物の前半分は警察署であった。白地に青のラインのその車の隣に我々のワンボックスカーを停めて、周囲をキョロキョロした挙句、香りにつられ三つの木鎚の看板の吊り下げられていた扉を開けた。 そこは、案の定併設のビア・カフェであった。我々は、サーヴィス・カウンターに立つサーバーを見て、迷わず Lmbic (ストレート・ランビック)を注文した。泡の殆ど無い、飴湯の如き液体を前に期待が広がった。他に類を見ないバター茶の様な味わい、酸味は少ない。そうこうしている内に、責任者という男性が、婦人を伴って、何やら大きな荷物を持って現れた。彼は、フォルクローレ(伝統伝承民俗)音楽のバグパイプ奏者だったのだ。角が二本(スコットランドのそれは三本で、全体にこれより小さい。)の大きく長い楽器を抱え込み演奏が始まった。連れの婦人はカスタネットに似たパーカッションで応じた。巧みな素晴らしい演奏であった。 ーー 小生が、スコットランドとベルギーが民俗的に、文化的に”臍の緒”で繋がっていると思う根拠の一つがこの楽器である。 -- 何故、彼がそこの責任者であったか。それは、ビア・カフェの二階が Volksinstrumentenmuseum (民俗楽器博物館)になっていた為、ここの関係者をその様にしたものと思われる。その後数年間、彼の姿をここの施設で見たことが無い。
by ceresteaks
| 2005-08-10 11:28
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