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ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 今や万国共通と言っても良い食品と飲料が並ぶホテルのビュッフェ式朝食を済ませ、 Gent(蘭:ヘントゥ 仏:Gand ガン 英:Ghentゲントゥ) 、繊維貿易で栄えた貿易の町、それを支えた大運河、その町の北北東の運河の外側にErtveldeエルトゥフェルドゥ の町が在る。 特に欧州のカトリック圏で観られる教会を中心にした町で、Gent のベットタウンである。そこで大きな敷地を有している企業がBrouwerij Van Steenbergeヴァン・スティーンヘルグ醸造所 である。過去3回訪問したので、簡単に辿り着けると思っていたが、あに計らんや、入口がなかなか見付からない。以前より家並みが混んで、その偉容が目に入らなかった。暫し付近をうろうろし、目的地に着いた。この醸造所は1784年創業で、他の有名醸造所と姻戚関係があり、過去にはこの町(市?) の市長を輩出した、由緒ある家族が受け継いでいる。市長を含め政治家を生んだ醸造所は多い気がする。我国の造り酒屋と同様に、土地の有力者だったのだろう。現社長は Jef Verseleジェフ・ヴェールセル氏で、彼が“父”と呼ぶ人の姓はVan Steenbergeヴァン・ステイーンベルグ氏である。Steenは“石”の意であり、発音は“ステーン”であるが、ここの一族とその社名は“スティーンベルグ”であると聞いた。更に”bergベルク”は『山、岡・・』であるが、”bergeベルグ”が何であるか、今現在小生には分からない。兎に角、個人名である。更に、若き現社長のJef氏の姓が代々の家族名と違うのは、未だ解き明かされない謎である。 知ってしまえば、簡単な事かもしれないが・・・・・。 そのJef氏との約束の時間に、彼が現れない。別件でBruxellesへ行き、帰って来れないとの事だ。そこで、父上の登場。そのお姿は、過去にお見掛けしたが、お話を聞けるのは今回が初めて。小生の醸造所探訪記に残る大きな出来事の一つになるだろう。 更に、現職を退いた、前醸造責任者が現れ、我々を醸造所内に案内してくれた。早くに醸造所設備の革新に着手し、全てコンピューター制御のシステムはこの醸造所を大きく推進させた。隣で、あれこれと説明してくれる、善良を圧縮して手足を付けた様な初老の男性と、その事実が重なり合わない。以前、そこの主力商品でもある”Piraatピラートゥ”を試飲させてもらった時、「DNS(Dimethyl Sulefide 硫化ジメチル)の匂いがあるが・・・。」と迂闊にも言ってしまった。すると、善良居士は、『数ヶ月後には無くなるから心配は要らない。』と平然と言ってのけた。そこに経験に裏付けされた、自信に満ちた職人の姿を見た。正にその男性が傍にいて、ピカピカに手入れされたステンレス製の糖化槽と煮沸釜を目の当たりにし、ベルギーでビール文化継承の絆がいかに強いかを感じさせられた一幕であった。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日
by ceresteaks
| 2011-05-31 10:45
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