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Theatre de la Monnaie モネ劇場。1819建 1856再建 1987修復。1420ブラバン公がこの地に造幣局建設、その為”Monnaie”=貨幣の名が付けられた。小さいが美しい新古典様式の建造物。
A氏はベルギーに赴任間も無い、当然ブリュッセルに不案内な日本企業の所長でフランス語は話せなかった。そんな氏が、不幸にも大切な仕事上のお客様の訪問を受ける事となった。尤も、氏の職務柄お客様の観光案内のみならず、滞在中のお世話は重要な仕事であった。そこで、氏は閑そうにしていた小生に車の運転とガイド助手を依頼した。 その日は朝から良い天気で、お客様をホテルへ迎えに行き、必死で覚えたであろう俄知識を後部座席の賓客に披露し始めた。名調子で市内を巡る内に、グラン・プラスに近いオペラハウスの前に出た。ここで又、一頻り講釈があり、氏は突然小生に近づき、耳元で『扉に掛かっているボードに何と書いてあるか?』と問うた。小生は少し離れて後ろにいたので、咄嗟に状況が理解できず、素直に「”フェルメ”です。」と答えた。すると氏は賓客に『本日の出し物は、”フェルメ”です!』・・・・・・・・”フェルメ”は仏語で”閉じる””閉館”の意です。 現在、この劇場は大野和士を音楽監督に迎え、評判を得ている。尤も、彼の公演のチケットは高額で、日本人ファンによって支えられているらしい。音楽留学生が『チケット一枚が私の一ヶ月の生活費。』と呟いた。大野氏は今秋このオーケストラと供に日本公演をする。 モネ劇場の正面左手に”ルネット”と言うビアカフェがあり、”ルネット”と言う聖杯型の大きなグラスが名物で、観光客で賑わっている。
by ceresteaks
| 2005-07-15 11:54
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