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見事に、美しくグラスに注がれたビールを愛でよう。色を、泡を、そして全体像を観よう。
ベルギービールの多くに、木目細かく、しっかりと密で、盛り上がる泡を作るモノがある。その姿は、充分に観賞に堪える。次に、香りを楽しみたい。ビールは泡の周囲に味、香りが集まると思われる。ラガー・ビールでは液体の酸化を防ぐ蓋の役割をするが、その泡から充分に香りを楽しむ事が出来る。この香りを楽しむ時にこそ、専用グラスの意義は大きい。飲む時に、鼻が入る程大きいグラスは、満足し得るものである。そして、充分な量の入るモノは、その豊さ故に口内に適量を供給し得る。小生が考えるに、香りも量の豊さに、ある程度比例する。試飲会等で、合成樹脂の小さなコップに、ほんの少量ベルギービールが注がれて手渡される事がある。その保管温度と共に、使用される器とその量の少なさに、落胆する。 決して、ベルギービールの真価を知らしめる行為ではない。それを成すのは、場所、時間、そして経費が掛かる。しかしながら、適温、望ましい器、充分な量が用意されなければ、他の人に感動は齎(もたら)せないないだろう。有料で構わないので、ベルギービール輸入業者、酒類卸業者各位に、その様な折には、お願いしたい所である。話しがまたまた逸れたが、ベルギービールの香りは様々で、共通する部分はあっても、同一のそれを持つモノは二つと無い。又、グラスに注いで、空気に触れ、ラガー・ビールの様に劣化する事無く、変化する。同様に、壜熟成させる事により、多くの場合表記賞味期限を過ぎて、円熟の香りを放つ。カスク・コンディションでない樽出しビールや、定温殺菌した、或はフィルトレイションしたビールでは、決して経験出来ない。ベルギービールの醍醐味は壜熟成にある。層を成す香りを堪能して頂きたい。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp
by ceresteaks
| 2007-04-17 10:34
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