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ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 資格は不要です。過去にも未来にもそれは存在しない。 ベルギービールを扱うにも、ベルギービールを楽しむにも、 美味しさを楽しむ感性さえあれば充分です。 Brouwerij Van Steenbergeヴァン・スティーンヘルグ醸造所はGent(蘭:ヘントゥ、仏:Gand ガン)の北郊外に在る。この醸造所からGentの外環状高速自動車道路R4に乗り、更にN252をKanaal Gent-Terneuzen ゲントゥ~テルヌーゼン運河 沿いに北上すると、直ぐにオランダ領Zeelandゼーラントゥ州である。このZeelandが南太平洋のNew Zealandニュージーランド国 のその国名の語源になっている。U.S.A.のNew Yorkニューヨーク が嘗てNew Amsterdamニューアムステルダム と言われ、その一部地域にHarlemハーレムが在るが、Amsterdam近郊にHaarlemハーレムの町が在る。オランダが海洋国家として覇権を握っていた証である。閑話継続。 Gentには二つの大河(?)が流れ込んでいる。一つがフランスの北部を源流とするLa Scarpe ラ・スカルプ=スカルプ川がベルギー領ワロン地方でLa Escautラ・エスコー=エスコー川と名前を変え、フランダース地方に入りScheldeスヘルドゥ川と名を変え、Antwerpenアントゥウェルペン=アントワープで入り江の如き大河となり、オランダ領に囲まれNoord Zeeノールトゥ・ゼー=北海へ潅ぐ。Scheldのラテン語名が“Scaldisスカルディス”でBrasserie Dubuisson Frère SPRLデュビュイッソン兄弟醸造所有限会社 の海外輸出向け代表銘柄名になっている。その商品はベルギー及び近隣諸国では、以前同様”Bush”である。 他方、フランスのLilleリール北部でLa Deûleラ・デュール=デュール川とLa Lysラ・リス=リス川が交わり、ベルギー領フランダース地方に入りLeieレイエと名を変え、Kortrijkコルトレイクを寸断し、Roeselareルースラールからの運河と合流し、ベルギー国内有数の高級住宅地で、嘗て一派をなし、現在も受け継がれている絵画派が拠点とした、Sint-Martens-Latemシントゥ・マルテンス・ラータムの景観を演出し、Gentの最重要建造物の一つであったギルドの倉庫群の建ち並ぶGrasleiグラスレイに恵を与え、フランドル伯城の守りとなり、Gentの町を半周しScheldと合流する。前在日ベルギー大使であったブランデルス氏の奥方エリザベスさんは、Sint-Martens-Latemシントゥ・マルテンス・ラータムの出身で、それはフランダース出身を意味するのだが、彼女はフランス語しか喋らず、Leieレイエを常にLysリスと呼んだ。Sint-Martens-Latemシントゥ・マルテンス・ラータムの有名なAuberge du Pêcheurオーベルジュ・デュ・ペシュールのレストラン Orangerieオランジェリー で従業員もお客も会話は殆ど全て仏語で交わされ、小生のフランダース人の友人は『フレンドリーじゃないネ。』と笑って言ったが、居心地は悪い様だった。しかし、同じくフランダース人の他の友達の一人は、小生が其処に招待した時、『自分の誕生パーティーをここでしたい。』と言った。又、別のフランダース人の友人は、『Gentゲント 近郊で薦めたいのは其処だ。』と夫人と声を揃えて言った。人の感想はまちまちである。兎角、彼の国では・・、彼の地では・・、彼の国の人は・・、彼の国の何々は・・、と比較人類学或は文化論的に語りたくなるが、例外は必ず有り、最大公約数的な総論を語るのには留意すべきだろう。自戒。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 #
by ceresteaks
| 2011-08-17 09:12
ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 資格は不要です。過去にも未来にもそれは存在しない。 ベルギービールを扱うにも、ベルギービールを楽しむにも、 美味しさを楽しむ感性さえあれば充分です。 如何にも残念な事ながら、予定の時間過ぎてしまいBrouwerij Van Steenbergeヴァン・スティーンヘルグ醸造所を後にする事とあい成った。以前、ここを訪問した際に、『樽熟成を行っているのはWestmalleウエストマール とウチだけだ。』と聞いた。安易に樽熟成をしようとすると、破裂の恐れがあるそうで、それに付いてのノウハウがあるそうだ。多くの醸造所は、樽詰のビールは濾過したモノで、壜熟成のモノとは違うそうだ。確かに、樽出しのビールはスモーズでフレッシュな味わいのモノが多い。残念ながら味わいに欠ける。ベルギービールのベルギービールたる味わいに欠ける。小生にはそう思えてならない。その話しを聞いた後、多くの醸造家に樽ビールに付いて聞いてみた。『壜に詰めるビールも、樽のそれも同じだ。』と答えた人は少なくなかった。その人達は極小規模の造り手であったが、それとの因果関係は判らない。現在、無濾過樽熟成のビールが増えた。ノウハウが伝播したのだろうか。それやこれやを教えて欲しかったのだが、時間が無くなってしまった。ムール貝を沢山、沢山、食べる為に北を目指して出発した。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 #
by ceresteaks
| 2011-06-28 10:15
ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 今や万国共通と言っても良い食品と飲料が並ぶホテルのビュッフェ式朝食を済ませ、 Gent(蘭:ヘントゥ 仏:Gand ガン 英:Ghentゲントゥ) 、繊維貿易で栄えた貿易の町、それを支えた大運河、その町の北北東の運河の外側にErtveldeエルトゥフェルドゥ の町が在る。 特に欧州のカトリック圏で観られる教会を中心にした町で、Gent のベットタウンである。そこで大きな敷地を有している企業がBrouwerij Van Steenbergeヴァン・スティーンヘルグ醸造所 である。過去3回訪問したので、簡単に辿り着けると思っていたが、あに計らんや、入口がなかなか見付からない。以前より家並みが混んで、その偉容が目に入らなかった。暫し付近をうろうろし、目的地に着いた。この醸造所は1784年創業で、他の有名醸造所と姻戚関係があり、過去にはこの町(市?) の市長を輩出した、由緒ある家族が受け継いでいる。市長を含め政治家を生んだ醸造所は多い気がする。我国の造り酒屋と同様に、土地の有力者だったのだろう。現社長は Jef Verseleジェフ・ヴェールセル氏で、彼が“父”と呼ぶ人の姓はVan Steenbergeヴァン・ステイーンベルグ氏である。Steenは“石”の意であり、発音は“ステーン”であるが、ここの一族とその社名は“スティーンベルグ”であると聞いた。更に”bergベルク”は『山、岡・・』であるが、”bergeベルグ”が何であるか、今現在小生には分からない。兎に角、個人名である。更に、若き現社長のJef氏の姓が代々の家族名と違うのは、未だ解き明かされない謎である。 知ってしまえば、簡単な事かもしれないが・・・・・。 そのJef氏との約束の時間に、彼が現れない。別件でBruxellesへ行き、帰って来れないとの事だ。そこで、父上の登場。そのお姿は、過去にお見掛けしたが、お話を聞けるのは今回が初めて。小生の醸造所探訪記に残る大きな出来事の一つになるだろう。 更に、現職を退いた、前醸造責任者が現れ、我々を醸造所内に案内してくれた。早くに醸造所設備の革新に着手し、全てコンピューター制御のシステムはこの醸造所を大きく推進させた。隣で、あれこれと説明してくれる、善良を圧縮して手足を付けた様な初老の男性と、その事実が重なり合わない。以前、そこの主力商品でもある”Piraatピラートゥ”を試飲させてもらった時、「DNS(Dimethyl Sulefide 硫化ジメチル)の匂いがあるが・・・。」と迂闊にも言ってしまった。すると、善良居士は、『数ヶ月後には無くなるから心配は要らない。』と平然と言ってのけた。そこに経験に裏付けされた、自信に満ちた職人の姿を見た。正にその男性が傍にいて、ピカピカに手入れされたステンレス製の糖化槽と煮沸釜を目の当たりにし、ベルギーでビール文化継承の絆がいかに強いかを感じさせられた一幕であった。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 #
by ceresteaks
| 2011-05-31 10:45
ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 2月10日木曜日。昨夜、幾多の苦難を乗り越え辿り付いたホテルで朝を迎えた。ここAntewerpenアントゥウェルペン(仏:Anversアンヴェルス、英: Antwerpアントゥワープ)で、観光スポット、商店、劇場、美術館、博物館、飲食店が集中する旧市街は徒歩で周れる範囲である。ところが、広い意味でのそこは、世界有数の港が在り、世界有数のダイヤモンド・センターが在り、日本にも輸出している製麦工場が在り、大學が在り、世界各国の企業がオフィスを構えるベルギー第二の都市で、人口50万人弱でビール消費量は国内ベスト5に入るそうだ。第二の都市でありながら、ビール消費量が第二でないのは如何した事か疑問が残る。機会があれば調査したい。欧州で、すっかりアメリカンスタイルのホテルが定着し、機能的な設備とビュッフェ形式の朝食はお馴染みになった。 我々日本人の多くも、そのスタイルを当然の如く受け入れ、快適さを享受している。 昔風の旅篭は、今や絶滅危惧種並なのだろうか。大百科事典も及ばない巨大な宿帳。ポケットに入りきらないキーホルダー。難なく覗ける部屋扉の大きな鍵穴。スプリング式の高いベッド、由緒正しき日本人にはどう使ってよいのか大いに迷う長い円柱形の枕その1、と大きな正方形の頭が沈んでしまう枕その2。時として、ベッドの傍にあるビデ。後には聖書が入っている事が多かった、昔は壷便器が入っていたベッド脇のターブル・ドゥ・ニュイ(ナイト・テーブル)。猫脚のバスタブ。途中でお湯が水に変わるかもしれないシャワー。朝にはベッドに運ばれる、パンとコーヒーだけの朝食。快適且つ円滑とは言えないが、文化の違いを感じるに充分であり、旅情を楽しむに大であった。等と思いつつ、正にビジネスホテル然とした当ホテルの食堂に向かった。本日の始まりである。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― #
by ceresteaks
| 2011-05-16 11:01
ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 帰国して直ぐに行う予定の、弊店での持帰りベルギービール試飲を目的にした、ビール会“二水会”の為にもBrouwerij de Dochter van de Korenaar のビールは、何としても持ち帰りたいと思い750mlの壜を9本購入した。もっともっと持帰りたいのであるが、飛行機の手荷物重量制限がネックとなり断念せざるを得なかった。国際宅配で別送便として送る方法もあるのだが、確かに過去数回その方法を取った事がある、今回、宅配業者への受け渡しの場所時間の問題を、打ち合わせる段取りが時間の都合で出来なかった事もあり、断念した。その別送便宅配であるが。壜ビールを扱うに当っては、大変注意を払い、緩衝材としての発砲スチロールの小片を、何重にもエアーキャップ(“プチプチ”である。)で包んだ壜の間に、充分過ぎる程積めこんで、その梱包箱の中身の殆どが緩衝材であるかの様、否、である。その結果、中身の数倍のゴミを処分する羽目になる。目指す壜ビールを取り出す為に、辺りは発砲スチロールの小片が散乱し、それを袋に押し込める事に成功した際にはその袋の大きさに驚き、ゴミ置き場がそれで占拠され、近隣に対し片身の狭い思いをする。その多大な努力を払った末でも、壜が割れる事があるのだ。同行者の助言と、その経験から、壜が割れるのは、相互に衝撃を受けるからで、距離を置かなければ衝撃そのものが無い筈だと思い、壜と壜を直接密着させ全体を強く結わいた。スペースシャトルを見送る乗組員家族と似た感情で、翌日スキポール空港のチェックイン・カウンターで、その荷物を見送った。約12時間後、成田空港の手荷物引渡し場のターン・テーブルで、先ず、自分のスーツケースを見付け、引き摺り出した。スーツケースの表面が濡れている。良い香りがする。ビールのそれだ。不安は確信へと変わった。その数分後、はち切れんばかりだったザックが萎んで現れた。液体を滴らしている。そして絶望。・・・・。衝撃は内なるモノだけでは無い。当然考えられる事であったが、無い事を願い、それが盲信となっていた。 後日談がある。そのザックの中でBrouwerij de Dochter van de Korenaar の9本の内7本が割れた。一緒に入れていたシャンパーニュ様のランビックの壜は全て無事であった。輸入業者とも話したが、肩の張ったボルドー型の壜はシャンパーニュ型のそれに比べて軽い、即ちガラスの量が少なく薄い、それは耐久性に乏しい。高い授業料であったが、良い教訓となった。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 #
by ceresteaks
| 2011-04-28 09:07
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