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ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 過去に弊店で、Noblesseノブレス と Bravoureブラヴール を置いた事がある。緑色のボルドー・ワインのボトルに似た肩の張った、首の長い330mlの小壜であった。前者は、淡い小麦色の低アルコールの軽やかなビールで、後者は、モルトの風味豊な、小生がベルギー在住時にしばしば口にした、ベルギーを強く感じさせる味わいのビールである。この醸造所のオーナー・ブリュワーはオランダ人である。それが故に、ベルギー・ビールを殊更意識し、特徴と思われる風味を強調したのだろうか。その感想は、小生の憧憬に因る偏見かもしれない。ところが、歳月人を待たず。現在は、その壜のビールは無い。Ronald Mengerink氏曰く、『それは、随分以前に使った壜で、今は異なった壜を使っている。』。果たしてその通りで、彼が次々に試飲用に出してきたビールの壜は全て濃い茶色のものであった。しかし、中身は驚く程の変貌を遂げているが、Noblesse, Bravoure の名前だけは残っていた。彼が提供して呉れたビールの一つにハーブ、スパイスをふんだんに使ったモノがあった。使用したか否か、又それが何か分からない位に、控えめな加え方をする事が多いベルギービール界にあって、此れは特異である。又、ビールを熟成させるのに、ピートを使ったウイスキー樽とピートを使わないウイスキー樽を使用したモノ。ワイン樽を使用した物と様々であった。過去に、ありとあらゆる試みをする醸造家達を訪ねた事がある。我日本国の地ビールと言われる小規模醸造所でも、U.S.A.のマイクロ・ブリュワリーでも同様の試みが絶えず行われている。その努力には敬服するところが少なくないが、中には奇をてらっての所業かと思わざるを得ないモノもある。先ず、原点に返り必要最小限度の原料で、より質の高いモノを造る事に心を砕いては如何であろうか。これは、以前からの持論であるが、それに全くそぐわないモノが、この醸造所のビールである。ところが、このビール達の質の高さは、驚くべきものである。Ronald Mengerink氏のセンスの良さと言う他は無い。今後とも注目したい醸造家の一人である。しかし、悲劇は二日後に起った。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 #
by ceresteaks
| 2011-04-09 10:54
ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 “Trappistenトラピステン”でTrappist Bier トゥラピストゥ・ビール と言うハードカバーの本をドッサリ買った同行の志を乗せて、我等は次なる目的地へ出発した。N12を略東に進み、Turnhoutトゥルンナウトゥ でN119へ道を変える。それを暫く北上すると、オランダとの国境である。であるが、それと気付かせる何物かが少ない。小さな標識一つを除けば無いに等しい。“国境を越えた。”との感動の無いまま不思議の町 オランダ領:Baarle-Nassauバールル・ナソー、ベルギー領:Baarle-Hertogバールレ・ヘルトホ へ突入する。正に“突入”である。一本道のN119をひたすら走ると其処である。前触れも無く、突然である。2001年“宇宙の旅”に代えて“ベルギーの旅”にした時、ここに来た。その時も唐突に着いた。1830(1831?)年ベルギーがオランダから独立する際に、この地を領土にしていた二つの貴族家が新国ベルギーと旧宗主国オランダとに別れた。独立を宣言した際に約20箇所のオランダ領内にベルギーの飛び地ができたそうである。話は10年前。その時、ベルギーで最多銘柄のベルギービールを保持しているビア・ショップとして紹介されていたのが ”Brouwershuis” で 42 Molenstraat に在った。その通りはN119であり、町のメインストリートである。『歳月、人を待たず。』10年の時が、大きく町を変えていた。町自体が膨張し、近代的倉庫や社屋、そして住居が周辺に増えた。その店は無くなっていた。話は現在。我等が目指す”Brouwerij de Dochter van de Korenaar” Pastoor de Katerstraat 24 は容易に見付ける事が出来た。その醸造所の名前を直訳すると“トウモロコシ商人の娘”であるらしいが、オーナー・ブリュワー Ronald Mengerink氏曰く“ビール”の意味であるそうな。彼の醸造所で試飲の最中、賑やかにはしゃいでいた女の子の声が聞えた。彼の愛娘であるに違いない。やはり“・・・・の娘”にして欲しかった。醸造所の建物を見付け、車を駐車し、夫々に荷物を持って、入口を潜るとそこは小さな売店になっていて、人は居ない。呼び鈴を押し暫し待つ。少し不安が過ぎった。今回は未だ『聞いてないよ~。』と言う事態は無いのであるが・・・・。しかし、杞憂に終わった。背の高い物静かな男性が現れ、我々を直ぐに中へと招じ入れた。入口の後ろが醸造所で、広さは10㎡程であろうか、広くない。そこに略全てが納まっていて興味深い。更に奥が、事務所、兼客間、兼試飲室で、我等は其処で至福の時間を過ごす事になる。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 #
by ceresteaks
| 2011-03-23 09:22
ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 話はWestmalleである。Malle の町が在る。その東にOostmalle、西にWestmalleと分かり易い。分かり難いのがその発音で、現地ではMalleマールラと言う。従ってWestmalleウェストマールラ となる。ベルギーには方言が地域毎にあり、何処の出身者か彼等ベルギー人には容易に分かるらしい。私のベルギー在住時代からの女性の知人で、Bruggeブリュッヘ=ブルージュ出身の男性と結婚し、その地でその家族と暮し、彼等の言葉を覚えた。その後、帰国し在日ベルギー大使館へ行った時に、ベルギー人職員に即座に『何故ブルージュの言葉を話すのか』と訊かれたそうだ。 ベルギーの国語であるワロン語とフラマン語にして、フランス語のベルギー方言とオランダ語のベルギー方言であるのだから事はややこしい。 閑話休題。 事前の度重なる交渉にも拘らず、ウェストマール醸造所の見学は許されなかった。 しかし、覗き見でもしたい。その思いを押さえきれず、街道N12から修道へ続く細い道へ入った。敷地の領域を示す様な石の門柱を抜け、舗装されていない小川沿いの道を進むと、右手に修道院の入口が見えた。入口手前は広く、数台の車が停めてあった。重厚な木製の扉。その脇にインターホンが付けてあるのが、何とも不釣合いで可笑しい。そうこうしていると、一台の車が我等の近くに停まり、一人の平服の男性が慣れた風にその扉から中に入っていった。何事も起りそうに無いので、修道院の周辺を車で廻る事にし其処を離れた。入口からすると右側面の、やはり細い道を進むと醸造所が見えて来た。大きい。トラピスト修道院の醸造所では最も生産量が多い。 尤も、ベルギーの 仏:Artisanaleアルティザナール =蘭: Artisanaalアーティザナール 手作り醸造所を好んで訪ねている我等の目にはその様に映るのであるが、我国日本の大手ビール・メーカーのそれと比べれば、トトロとピカチュー程の違いがある。 街道N12を挟んで、修道院及び醸造所の向かい側に”Trappistenトラピステン”と言う修道院直営のカフェ・レストランが在る。2001年にここを訪れた時と大きく変わっていた。広々とした駐車場、大きな窓で開放的で、明るく広く近代的な店内。朝早かったので、お客は僅かであった。来訪の主旨を告げ、ビール醸造のビデオを見たいと申し出ると、奥のビデオ観賞用の部屋へ通された。先ず、給仕掛かりの立派な風貌の男性に 夫々希望の飲み物、この場合は当然Westmalle Dubbelウエストマール・ダブル=ウェストゥマールラ・ドゥブゥ かTripelトリプル=トゥリポゥであるが、注文し、大きなディスプレイに修道院の歴史そしてビール醸造過程が映し出されるのを観た。訪問者を多く受け入れている醸造所は、この手のビデオを用意している事が多い。言葉の問題はあるが、視覚的に分かり易く有り難い。ビデオ観賞も終わり、飲む事に集中する。Westmalle Dubbel は樽出しで、それはベルギー国内に留まらず賞味する事が出来る。しかし、ここのそれは違った。フレッシュでスムーズ、これは全ての樽出しビールに共通するものであるが、殊更に顕著である。壜内熟成がベルギービールの醍醐味であると唱えている小生にして、その舌に喉に逆らう事の無い、滑らかな味わいと、通常フレッシュであるが故に育まれていない風味が心地良く感じられる。今、手にしているこのWestmalle Dubbelは、他と並列に論じてはいけないのではなかろうか。それは、“Trappistenトラピステン のWestmalle Dubbelウエストマール・ダブル”と言う特別な存在であろう。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 #
by ceresteaks
| 2011-03-18 10:04
ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 過去に、2009、2010年の“ベルギー・ビール醸造所巡り”の旅の想い出を書き綴った。しかし、夫々最終日に到達する前に次ぎの旅に出掛ける事と相成った。その理由は、小生の遅筆に他ならないのである。そこで、一計を案じ 今回は終わりの方から書き進めようと決めた。20011年2月5日から13日迄の7泊9日の旅であった。5日はベルギーへ出発の日、6日はBruxellesブリュッセルとPajottenlandパヨッテンラントゥ の日、7日はHainautエノー州の日、8日はOud Bruinアウトゥ・ブラーン≧赤ビールの日、9日はVlaanderenフラーンデレン=フランダース州の日、10日はAntwerpenアントウェルペン=アントワープと周辺の日、11日はAntwerpen北部の日、12日は帰国の日、13日は到着の日。以上の旅程であった。では2月11日。過去12回の“醸造所巡り”で悪天候に遭遇する事は稀であった。小生の『日頃の行いの良さ』を訴えるに充分は現象であり、事実其の様に言ってきた。尤も、賛同する御仁は少なかった。それが、この日は朝から怪しい空模様で、些か気勢が上がらない。 目的地である,以前はAbdij Ouze-Lieve-Vrouw van Heiling Hart聖心ノートルダム修道院であったが、現在は Abdij der Trappisten van Westmalle ウェストマール・トラピストゥ修道院と言うらしい所を、先ずは目指した。Antwerpenを出てN12を東北東へ進む。その町の郊外には、高級住宅地が多いと聞く。この道沿いもその一つであろう。立派な邸宅が、木々の間に見え隠れする。緑色を佩びた茶色の大きな藁葺きの屋根を持った其れが眼を引く。我国でも同様だが、維持費が相当に掛かる為、減少傾向にあると聞いたことがある。その持ち主の多くが、オランダ人であるらしい。国境を越えて、ベルギーで暮すのは節税対策の一つであるとか。我国で言う消費税率は、オランダの方がベルギーより低い。所得税、固定資産税・・・・ 良く分からない。約10年前にも、この道を走った。その時と比べて、民家が増えている。目指す修道院の遥か手前から住宅地は無かった。隠遁生活を宗とする修道僧達の祈りの場としては、人里離れた所を志向したのは当然であり、結果その様である。所が昨今、民家が迫って来ているのである。それでも、修道院は街道から少し離れた草原(畑?)の中に在る。去年訪れたWestvleterenウェストフレテレンに在るSint Sixtus Trappistenabdijシントゥ・シクステュス・トラピステンアップデイ を思い出した。そこも同様に、人里離れた草原に在る。他に何も無い。しかし、その併設カフェを目指し、中央線も無い細い、農道とでも言いたい道を乗用車が列を成していた。乗っているのは、多くは高齢者。広々とした駐車場を備えた、道の駅とでも言いたくなる現代的建物が彼等の目的地である。それだけの為に計画しなくてはとても行くことは叶わないであろう辺境の地で、Orvalと双璧である。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 #
by ceresteaks
| 2011-03-15 11:33
ベルギービール&料理専門店
ボア・セレスト の 告知 熟成は醍醐味。 ベルギービールの真髄は壜内二次醗酵にあり。 多くの伝統的本格ベルギービールは、その方法に因り、時の経過と共に熟成を重ね、味わいを深くしていく。 弊店では、随時状態良好な隠匿熟成ベルギービールを提供します。 緊急告知 弊店ボア・セレストでは、10月18日~11月30日の間、 ヒューガルデン・ホワイト¥ フリッツ ¥ を実施致します。 Brasserie Dupont デュポン醸造所の近代化された真新しい醸造設備を見学した。 ’t Brugs Beertjeォットゥ・ブルクス・ベールチェ のDaisy Claeysデイジー・クラーイス が言っていた『“クーリング・タン=熟成タンク”にホップが敷き詰めてある。』を確かめる事は出来なかった。ステンレス製の完全密閉タンクの内部はスーパー・マンでない限り透視は出来ない。見学終了後、主要銘柄の試飲をさせて貰ったが、ホップの爽やかな味、香りが以前に増して感じられた。 その後、ホテルに荷物を置き、ほんの少しのBruxelles市内観光をしつつ、ビール料理でも有名な”Spinnekopkeスピネコプク”へ向かった。以前にも記したが、小生がBruxellesで最初に住んだ Rue des Chartreuxリュー・デ・シャフトゥルー(注:このままカタカナ発音で告げても、現地では通じない。) 直近の Place du Jardin aux Fleuresプラス・デュ・ジャフダン・オー・フルール=花の庭広場 に其れは在る。数人のグループに分かれ、目的を少々果たした後、其処に集まり会食と相成った。小生は、1990年初頭から数度、この店に来ているが、その度に印象が異なる。初めて訪れた時、食前酒として、ヒューガルデン・ウィットゥにアルデンヌ産のリキュールを少量混ぜたビア・カクテルを飲み、Cantillonカンティヨンの樽出しストレート・ランビックを飲みつつ、ムール貝のワイン蒸し を、更にCarbonnades Flamandesカルボナードゥ・フラマンドゥ=牛肉のビール煮 を楽しんだ。その時は、従業員も来客も、そして店内も町場の定食屋と言った雰囲気で、明るく気軽であった。ところが、今回は、店内の照明はやや暗く、立派なムッシュー(ギャルソンとは言わない。)が立派なCarteカルトゥ=献立帳 を持って、恭(ウヤウヤ)しく対応して呉れる。この様な変化は、Bruxellesのみならずある事で、驚くに足らないが、一人の極めて影響力の脆弱な客としては、変わらないで欲しいと思ってしまう。 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp OPEN:18:00~24:00,23:00(土曜日) CLOSE:日曜日、祭日 #
by ceresteaks
| 2010-10-19 09:23
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