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前回の服装の記述に付いて言葉がたらず、又論点も逸れていた様に思う。そこで、補足させて頂きたい。我国日本でも冠婚葬祭において、相応しい服装が求められる。それ以外の状況でも、例えば公の会合や接待に身嗜みを正すのは礼儀であり、先方への気持ちの表し方の一つである。不幸にして己が加害者になった場合、被害者へ謝罪の意を表す時、やはり身形を正すであろう。双方が初対面の場合は特に、である。残念ながら、文化、習慣の違う様々な国々から集まった、人を外見だけでしか判断出来ない海外の地域での振る舞い方として、服装は自身を守り、他に安心を与える上でも留意したいと思っている。兎角、『旅行は身軽な格好で。』と人は言い、モノの本にも紹介されているが、その人が何処に何の目的で行くかによっても異なるが、小生は概ね反対である。旅行時には、小なれとも、我等は《日本国と日本国民》を背負っているのである。尤、世界的にカジュアルな服装に傾いている。
しかし、今後とも小生は、ベルギービール醸造所訪問の際を含め、先方に礼を尽くす姿勢は守りたいと思う。 山田正春 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp #
by ceresteaks
| 2006-09-27 09:03
素晴らしいの一語に尽きる晩餐であった。しかし、欧州でも服装がカジュアルになったものだ、と感じた一夜でもあった。一部の例外を除いて、欧州は陸続きで、有史以来と言って過言でないだろう、国々の人々の往来も盛んである。歌手のSalvatore Adamo サルヴァトーレ・アダモ もチョコレート職人のPierre Marcolini ピエール・マルコリーニ もルーツはイタリアである。首都Bruxelles ブルッセル/ブリュッセル には、マグレブ諸国の人々の多く住む地区や、コンゴを中心とした中央アフリカ地域の人々の多く住む地区もある。他に中国人、トルコ人、・・・・・・・。多種多様な人々の住む地で、人物を見極めるには、足元を観る、服装を観る、持ち物を観る、・・・である。外見での判断である。略同類の社会感を持っている日本人には、『本質を観ずに人を色分けするのか。』との思いが起こる。しかし、彼の地においては、他に寄る辺が無いのである。故に、服装は重要で、T.P.O.に応じて服装を選ぶ。それが、教養であり、作法であり、礼儀である。小生が在白時は、近くの肉屋に行く時も、ダーク・スーツに着替え、首に絹のマフラー、頭にボルサリーノのソフト帽を被った。肉屋の主人は、小生が誰か知っていても、小生がジーパンにトレーナーの服装の時は応対を後回しにした。それが、盛装だと、わざわざショーケースの後ろから表に出て,注文を聞いて呉れた。これは一例であり、似た体験は枚挙に暇が無い。それが、ここ数年、否もう少し前からか、レストランに限っても、ジーパンの様なカジュアル・ウエアーで入店出来る。何年か前に、シャトー・ダッソンヴィルに予約して行った。その予約確認書には、[ディナーでは、男性は上着とネクタイ、女性はドレスを着用下さい。] とあった。
我等は、従順にそれに従い予め用意した服装に着替え、晩餐に臨んだ。しかし、馴染みの客と思しき二人連れの白人はカジュアルな服装であった。今回も、隣の席の若い白人のグループは綺麗な身形ではあったが、男性はカジュアルであった。加えて、女性は、香水の香りが強かった。 山田正春 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp #
by ceresteaks
| 2006-09-25 12:27
食前酒にシャンペン ベースの飲み物を充分頂いたので(小生はまだまだ・・・・・)、そして選んだ『本日のコース料理』の内容と照らし合わせて、ワインは軽目の赤にしようとソムリエに尋ねた。彼の意見は、その店のお勧めでもある”Les Baux de Provence レ・ボー・ドゥ・プロヴァンス の Le Mas Sainte-Berthe Tradition 2001 ル・マ・サントゥ ー ベルトゥ・トラディシヨン 2001”であった。それに従い注文した。その地域のワインを飲んだ経験が余り無かったので、多少の不安と同等の期待で、それが運ばれて来るのを待った。御当所名物の様なロゼ・ワインで有名な所であるが、近年は気鋭の醸造家も現れ特筆すべき赤・白も少なくないと聞いている。
試飲用に少し注がれたそれは、眼前に置かれただけで香る。深紅ではないが、明るく厚みのある色合いで、グラスを回して見る事が出来る泪も長くはないが粘度がある。香りは華やかではないが、土やベリーを連想させる、落ち着いた嫋嫋とした余韻がある。タンニンの渋みは少ない、果実の旨味が支配的である。喉に長く印象を残す。 前菜は、”L’Emince de Saumon レマンス・ドゥ・ソーモン / 薄切り鮭 とバジルの包み焼き”。主菜は、”Gigot d’Agneau ジゴ・ダニヨー / 仔羊の股肉 のロースト”。これでワインの選択基準を御理解頂けると思う。 山田正春 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp #
by ceresteaks
| 2006-09-20 12:49
さて、我等は揺ったりとしたウェイティング・バーサロンで、Apéritifアペリティフ/食前酒 それはChampagneシャンペン ベースのApéritif Maisonアペリティフ・メゾン/自家製食前酒 であったが、それを注文し、恭しく渡された大きなLa Carte ラ・カルトゥ/献立表 を広げ料理を物色した。余りに大きい為、それを広げての会話がお互いに成立しない。一々献立表をたたみ、膝の上においての事となった。しかし、それさえも煩わしく感じる事無く、楽しめるのは、ここの雰囲気に拠るものだろう。その献立表の表現は詩的で、文学的で仏語、仏文学、仏史等、仏文化に詳しい人には、大変興味深く含蓄のあるものであろうが、我等の様な挨拶程度のレベルの仏語力では、難解であった。結果、と言っても、予めH.P.を見て決めていたのだが、Menu du Jourムニュ・デュ・ジュール/本日のコース料理 にした。献立表を見るのが楽しいのと、食卓の準備をする時間を給仕人に与えなければならないので、時間をかけた。給仕人の一人が『席の用意が出来ました。』と告げに来た。我等は、その彼に先導され、一段高い、広い広いダイニング・ルームへ進み、奥の庭に面した大きな硝子窓の近くの席に座った。外は闇。そこに広がっているであろう庭と池を見る事はできなかったが、その暗さが効果的で幻想的な演出をして呉れている。
山田正春 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp #
by ceresteaks
| 2006-09-18 08:24
我等一行は、昼食の後一旦ホテルへ帰り、服装を整え心構えを確認し出発の時を待った。今宵は、Meuse ミューズ/ムーズ川のNamur ナミュール から更に下流の人里離れた所に在る、Restaurant”Bergerie” レストラン”ベルジェリー”へ出掛けるからだ。そこは、ベルギーのレストラン・ガイド等でも高く評価されている所で、そのH.P.を見ても、その立派さが分かる。
果たして、その時は来た。ホテルを出て、Namur の市街地中心から西へ進み、川を越える。川沿いのN[90]を北西に進む。高速道路E[411]の高架下を過ぎ、人家の無い街灯も無い道を黒い水の流れを左に感じながら、尚も進む。本当にこの道で良いのか、と頭を僅かな疑念が過ぎる。すると、右手に目指すレストランの小さな道標と言うべき看板を発見した。街道から逸れ、坂道を上がる。暫くすると、その終点と思し気所に屋敷群が広がる。広い前庭、小さな池が在り、それを囲む様に車用のロータリー状の舗装された道が在り、更に周辺に建物が並ぶ。全て Guy & Marc Lefever ギ& マルク ルフェヴェール 家族所有の土地建物である。車を駐車場に置き、レストランへと向かった。入口手前で、厨房を大きな硝子越しに見る事が出来る。見事に整理された、美しい清潔な内部に、これまた手入れの行き届いた銅製の多数の鍋が輝いて吊るされていた。いったい何人の調理人が働いているのだろう。その大きな硝子窓の手前に生簀があり、正に今宵の予約の為のオマールや他の魚貝が、そこに放たれていた。H.P.に拠れば更に大きい生簀を保有しているそうだ。入口の重厚は扉が開けられ、背広の紳士が我等を招じ入れて呉れた。只々立派な設えと、接客態度に感動さえ覚える。夫々コートを預け、先ず、ウェイティング・バーで献立表を見ながら、食前酒を楽しむ。広々とした空間と、華美ではない風格ある調度品に囲まれ、時がゆっくりと流れて行く。小生の様な小者には日常の 日本では、なかなか持つ事が出来ない時である。これだからベルギーの旅は止められない。 手洗いに立ったついでに、受け付け付近で経営者の一人 Guy Lefever 氏に店名の由来を尋ねた。発音は似ているが”Belge”と”Bergerie” は“L”と“R”の違いがある。店名は羊小屋の意で、ベルギーの意は含まれない。その為だろう羊の調度品が多い。献立表にも羊の絵柄が有った。 山田正春 ボア・セレスト 港区赤坂2-13-21 清川ビルB1 Tel/Fax:03-3588-6292 E-mail: cereste@m2.pbc.ne.jp #
by ceresteaks
| 2006-09-17 07:50
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